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50坪の賃貸併用住宅の間取りや部屋数、建築費用についてはたらくおうちが徹底解説!

50坪の賃貸併用住宅の間取りや部屋数、建築費用についてはたらくおうちが徹底解説!

50坪の賃貸併用住宅の間取り・部屋数について

50坪の敷地で賃貸併用住宅の間取りを決める際、どれほどの部屋数を確保できるのでしょうか。

はたらくおうちでは、50坪で賃貸併用住宅の建築プランをお考えの方を徹底サポートしております。

この記事ではよく皆様が悩まれる間取りについて、はたらくおうちが分かりやすく解説します。

まず、50坪とはどのくらいの広さなのでしょうか。

単位を平米(平方メートル)にすると50坪は約165.289平米になり、畳(京間)では約90.6166畳となります。

では、もっとイメージしやすいように間取りと部屋数を見ていきましょう。

50坪の賃貸併用住宅を建てる場合は、自宅スペースと賃貸スペースをどのくらいの広さにするか、また間取りによって部屋数が変わってきます。

例として、以下の条件で間取りと部屋数をイメージしてみましょう。

  • 2階建て
  • 自宅スペースと賃貸スペースが縦割り
  • 自宅スペースのワンフロアの広さは30坪(約100平米)

この場合、一般的な間取りとしては3~4LDKが多いです。

3~4LDKの間取りは、リビング・ダイニングキッチンが1部屋になっており、その他に3~4つの居室がある間取りです。

具体的にどのような間取りになるのか、リビング・ダイニングキッチンを1階、居室を2階にした間取りをご紹介します。

  • 1階:リビング・ダイニングキッチン(1部屋)、浴槽、トイレ、洗面・脱衣所
  • 2階:居室(寝室・書斎など)を3~4部屋、収納スペースを2~3つ、バルコニー

この間取りはほんの一例です。

お客様が頻繁に来られたり、仏壇がある場合には、生活スタイルにあわせて間取りと部屋数を決めましょう。

賃貸スペースも同様に、間取りや部屋数は入居者像にあわせて決めるのが理想的です。

例えば、単身者向けに貸し出すのであれば、そこまで広い部屋は求められないのでワンルームや1Kの間取りで十分です。

カップルや新婚夫婦、母子・父子家庭などの2人~3人暮らし向けであれば、一般的に1LDK・1DK・2LDK・2DKの広さと間取りが求められます。

例として住居スペースは家族3人、賃貸スペースは2人暮らし向けの賃貸併用住宅の間取りのパターンをご紹介します。

間取りのパターン①

間取りのパターン②

間取りパターン③

間取りのパターン①は先程例にも挙げましたが、左右のどちらかの1・2階を自宅とし、もう片方を賃貸スペースにした縦割りの間取りです。

間取りのパターン②と間取りのパターン③は、ワンフロアを自宅として、その他のフロアを賃貸スペースとする横割りの間取りです。

今回ご紹介した賃貸併用住宅の間取りのパターンは、縦割りは右側、横割りは1階を自宅としています。

しかしどのスペースを自宅にするかは、それぞれメリット・デメリットがあるため、日当たりや防犯などを考慮しながら慎重に決めましょう。

50坪の賃貸併用住宅の間取りや部屋数などの建築プランについてお悩みの方は、はたらくおうちへご相談ください。

家族構成やライフスタイルなどを考慮した上でアドバイスいたします。

50坪の賃貸併用住宅建設の費用目安

50坪の賃貸併用住宅の建設費用はどのくらいかかるのでしょうか。

賃貸併用住宅を建てる際には、建築費用の他に付帯工事費用、税金、その他諸費用がかかります。

まずは建築費用を確認していきましょう。

建築費用は、地域や建築会社、建築プラン(間取りなどの設計)によって費用は異なりますのであくまで目安としてご確認ください。

建築着工統計調査 住宅着工統計(2023年度4月)によると、木造の共同住宅の0.3坪(1平米)あたりの工事費予定額は約20万円です。

鉄筋コンクリート造になると、0.3坪あたり約30万円です。

ここで分かりやすいように、50坪の敷地に延べ床面積約30坪で二階建ての賃貸併用住宅を建設する場合を例として挙げます。

この場合、木造は約4,000万円、鉄筋コンクリート造は約6,000万円の建築費が必要となります。

建築以外にかかる工事・税金などの費用

50坪の土地で賃貸併用住宅の建築を行う場合は、建設費用以外にも様々な費用が必要となります。

どのような費用が発生するか確認しておきましょう。

【付帯工事費】

  • 解体費:古屋がある場合
  • 造成工事:敷地に高低差がある場合に擁壁や整地を行う工事
  • 地盤調査・基礎補強工事:地盤の調査を行い、補強工事は地盤の改良が必要な場合に行う
  • エクステリア(外構)工事:フェンスやガレージ、門柱、庭園、宅配ボックスなどが必要な場合に行う工事
  • インフラ整備:上下水道管やガス管などを引き込む

【税金】

  • 登録免許税:土地や建物の取得時に行う名義変更にかかる税金
  • 印紙税:建築請負契約書などに貼る収入印紙にかかる税金
  • 不動産取得税:不動産の取得により発生する税金
  • 贈与税:建築時に直系の尊属から資金の援助があった場合にかかる税金
  • 固定資産税:不動産の評価額に基づいて所有者が納める税金

【その他】

  • 住宅ローン:各種手続きに手数料などがかかる
  • 各種保険:火災や地震などに備えて入る保険※住宅ローンを借りている場合、火災保険は金融機関で加入が義務化されています。地震保険は金融機関によります。
  • 地鎮祭・上棟式:地鎮祭や上棟式を行う場合に必要となる

建築費用以外にもこれだけの費用がかかります。

賃貸併用住宅の建設に必要になる手続きや付帯工事、税金についてはあらかじめ確認しておくと良いでしょう。

費用を抑えるには?

なるべく賃貸併用住宅の建設費用を抑えたいと考える方も多いでしょう。

先程挙げた中でも、費用を抑えやすいのはエクステリア工事です。

エクステリア工事は、シンプルな外構にすればそれだけ費用を抑えることができます。

逆にこだわればこだわるほど、工事に時間がかかり、材料費などがかさみます。

もしこだわりたい部分があれば、それ以外をシンプルにすると良いでしょう。

そこまでこだわりがない場合は、図面を確認する際に本当に必要かどうかを確認しましょう。

例えばフェンスなどで囲わずに、なるべくオープンな外構にすることで費用を抑えることができます。

目隠しが必要な場所には植栽をすれば、費用をかけずにプライバシーや防犯対策が可能となります。

また、地面はコンクリートではなく砂利や芝に変えるなど、できるだけ費用をかけない選択をすることも節約になります。

ただ、外構をシンプルにしすぎると防犯面で問題が出てくることもありますので、防犯や安全面を考慮しながら検討してみてください。

50坪の土地で賃貸併用住宅・アパートの経営を成功させるポイント

50坪の土地での賃貸併用住宅・アパート経営を成功させるポイントは多岐にわたります。

ここでは成功させるためのポイントを3つご紹介します。

賃貸併用住宅の家賃収入を安定させるには、入居希望者が絶えない物件づくりを行うことはもちろんですが、退去率を減らすことも重要です。

女性の一人暮らしも増えている昨今、駅やコンビニからの距離だけでなく、防犯の観点から見る成功のポイントなどをご紹介していきます。

防音・プライバシーに配慮する

防音やプライバシーに配慮することは、賃貸併用住宅の入居者を集めるうえで非常に重要なポイントです。

特に考慮するべき点をまとめました。

  • 建材の選定、音響設計の考慮:防音効果のある建材選択を行ったり、住居の配置や間取りを考慮することで近隣住民への音の影響を少なくする
  • プライバシーの配慮:シャッター付窓の設置、オートロックやモニター付きインターホンの設置、防犯カメラ設置などセキュリティシステムを設置することでプライバシーを保護する

女性、またお子さんがいるご家庭では、特に防音・防犯面を念入りに確認する方が多いです。

女性向けやファミリー層向けへの貸出をお考えの方は、防音やプライバシーの配慮を行いましょう。

賃料の高いエリアを選ぶ

50坪の賃貸併用住宅の成功には、家賃収入の相場を考慮することも重要です。

そのためには、賃料が高いエリアを確認しておきましょう。

どのようなエリアが高いのか、その特徴を下記にまとめました。

  • マーケットリサーチ:大学の新設や公共交通機関開通など、今後開発が見込まれるエリアは賃料が高くても住居者が集まる傾向にある
  • ブランディング:駅から近い場所やカルチャーの先端となるエリアは住むことに対する付加価値が増加するため、賃料が高くなる傾向にある

ただ、このようなエリアは土地の価格が高い場合があるため、土地代を考慮する必要もあります。

入居者が求める設備を充実させる

入居者が求めている設備を整えることで、退去率を下げることができます。

ここでは賃貸併用住宅の入居者に人気の設備をご紹介します。

  • 宅配ボックス
  • 自転車置き場
  • モニター付きインターホン
  • インターネット環境
  • 食洗機
  • 浴室乾燥機
  • 室内物干し

この中で、いくつかピックアップしてどのような層に人気の設備なのかをご紹介します。

駐輪場は、十分に広いスペースを確保することで入居者の獲得につながります。

なお、子どもがいる家庭は引っ越しに転校が伴うことがあるため、退去率が低い傾向にあります。

高速インターネット環境は、利便性の向上につながります。

特に大学生やリモートワークをしている方をターゲットにする場合におすすめの設備です。

このように、賃貸併用住宅は入居者像にあわせて設備を充実させることが重要なのです。

はたらくおうちでは防音などのトラブル対策や設備などについてもご相談が可能です。

また、はたらくおうちで賃貸併用住宅を建てた方のインタビュー記事もございますので、ぜひご参考になさってください。

賃貸併用住宅のメリット・デメリット

賃貸併用住宅にメリットだけでなく、デメリットがあれば事前に知っておきたいという方もいるでしょう。

賃貸併用住宅の主なメリットは、以下の4つがあります。

  • 家賃収入がある
  • 住宅ローンで借入ができる
  • 家賃収入をローン返済に当てることができる
  • 個別に2つの建物を建てるよりも支出が抑えられる

家賃収入がある点は大きなメリットとなるでしょう。

続いて賃貸併用住宅のデメリットを見ていきましょう。

  • 入居者とオーナーの距離が近い
  • 毎年確定申告を行う必要がある

主にこのようなデメリットがあります。

中にはオーナーが近くに住んでいることを嫌がる入居者もいます。

ただ、家賃回収やトラブル対応を管理会社に任せることで、そういったことをなるべく気にしないようにすることも可能です。

はたらくおうちでは、家賃回収の代行やトラブル対応も行っておりますのでお任せください。

50坪の賃貸併用住宅の間取りや建築に関するご相談ははたらくおうちへ!

50坪の賃貸併用住宅の間取りなどにお悩みの方は、まずははたらくおうちへご相談ください。

はたらくおうちでは、個別相談会も実施しております。

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賃貸併用住宅の購入相談会では、お客様に対して無理に決定を迫るような行為はいたしません。

お話を伺う中で、現時点では購入を見送ることが良い選択肢となる場合もございます。

そのような場合には、適切なアドバイスを提供いたします。

50坪の賃貸併用住宅の間取りだけでなく、購入や運営などについてしっかりと知りたい方やご相談したい方におすすめです。

その他気になったことなどがございましたら、下記お問い合わせ先よりご連絡ください。

電話番号:0120-420-820(9:00-17:00 水曜休)
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