賃貸部分を1Kの部屋にしてしまうと、5年後・10年後にきびしいかも!!

こんにちはー! たちみえです。

なんだかお金でたいへんな話が続きまして、賃貸併用住宅購入を考えている皆様が「そんなにたいへんならやめとこう」と思ってしまってもいけませんので(汗)、

夢を持てる、間取りなどの建物の設計のお話をしてまいりたいと思います。

 

通常の順番では、古家があったらまず解体して更地にし、地盤調査をして、地盤改良が必要であればして、そこから建築確認をするということになります。

 

建築確認とは、建物を建てる時に着工前に、建築計画が法律に適合しているかの確認を受ける制度です。これで確認済証の交付を受けなければ、建物を建てることはできません。

 

私たちの場合、助成金の関係でこの順番が変わり、この建築確認を一番先に取りました。解体よりも前です。
というのは、助成金を受けるためには「絶対に、そこに建物が建つ」という保証が必要になるからなのです。

 

そして建築確認を受けるためには、どういう建物を建てるつもりなのかの設計が確定していることが必要になります。
そのため、設計士さんを頼み、間取りなどを全て決めました。

 

ここで当社の強みが生きてくるのですが、当社には賃貸管理のプロたちがおります。そこで、「どういう賃貸物件だったら、借り手が付きやすいのか」、意見を出し合いまくって決めて行きました。

 

3階建てなのですが、私たちは子どもはいなくて夫婦だけですので、バタバタした足音が階下に響くこともないだろうということで、2階3階を住居部分に。

そして1階を、賃貸部分にしました。

 

賃貸部分は、広さ的に1Kの部屋を2つ作ることが、やろうと思えば可能でした。
2部屋に入居者さんが入って両方から家賃が入ってくるとなれば、正直、ローン返済はかなーり楽になります。

 

けれど賃貸部分はあえて、「1LDKを、1つ」にしました。

 

というのは、5年後10年後を考えると、1Kの部屋は周辺で、必ず供給過剰になってくることがわかっているからなのです。

 

収益物件を持つ人はみんな当然、家賃収入が少しでも多くなるように考えますので、細かく分けて、1Kの部屋を多く作ろうとします。
けれどみんな考えることは同じですので、1Kの部屋は既に数が多い上に、さらに今建てているところもたくさんあります。

 

新築のうちはそれでも埋まると思いますが、築年数が経ってくると、厳しくなってくるはずです。

 

それに対して1LDKの部屋は、周辺にほとんどありません。
1LDKなら単身の方、お2人、結婚している方、お子さんがいる方と、様々な家族構成の方に使っていただけます。

 

そういったことを考えて、あえて、1LDKの部屋を1つ、1階に造ることにしたのです。

私がこのブログを書いてます

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はたらくおうちの営業担当、「たちみえ」こと達美恵子。
お客様の賃貸併用住宅購入を、手取り足取りサポートさせていただいています!

 

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